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敷徳「(こちらの映像は向こうにも見えるよな、さつきさんの発言を聞いて気が動転しているのか?) ただフラッシュバックとも違う、向こうの映像も見えるようだが…虎…うん?)」 向こうから流れる映像はレオナは意識はある物の担架で運ばれていて、虎は眠っている。 敷徳「二夫さん、いつからこんな事に?」 二夫「狂信者の見張りの際に、正造が歌いだした瞬間、目の前に現れて。 僕自身も取り乱しましたが、レオナさんの意識ははっきりしています…たださつきさんの話は真実なんですね…」 二夫の声は暗く、近くからナオミは警察関係者と話したのちに、節子に対して語りかける。 ナオミ「ねえ、正造の歌って私の人格の操作は可能だったら…正造をここに呼んでくれない?」
正造「ワシをはたくな、このバカ女が…それに、クソガキ‼」 目覚めた正造は敷徳にされた屈辱から、拘束の身に遭いながらも暴れていた。 敷徳「(感情の起伏が激しいな、ただ…)なあナオミ、先ほど言った人格操作って…」 ナオミ「(あのへんな歌の事よ、その際に記憶の混沌が少しあったのよ、だから気になってね。)」 正造「うん…ナオミどうした?」 正造はナオミを見た瞬間、穏やかな表情になり、彼女に訪ねた。 ナオミ「正造…様、私の他の人格があなたとお話がしたい様なのでお願いできますか?」 正造「ああ構わんよ、ならば…久しぶりにカナと話をするとしようか。」 正造はそう言って先ほどの歌を言ったのちに、ナオミはふらつきを見せて倒れたが、すぐに起き上がった。 敷徳「大丈夫か?(本当に変わったのか、)」 ?「お久しぶりですね正造…さん、まだ自分を寅彦様と思い込んでいるんですね…」 ナオミの口調はどこか冷静で落ち着いた口調ながら、静かなる怒りを漂わせている。(編集済)