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【しりとりで物語を作るトークです】 ※荒らし関連の匂わせをした書き込みは例外なく削除します。 まずはしりとりの【り】から  リッシカールトンの一室で敷毒籐子は笑っていた。
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たいしたもんだ あんな出来事があったのに笑っていられるとは
灰島祐希という男は俺の弟で敷毒籐子の婚約者だった。 今日の夜、この部屋でその人生を終えるまで。
でも、まだ時は午後10時。殺されるまでまだ時間に余裕がある。
ルームサービスを装った俺は、弟殺害を阻止するため部屋に忍びこむ事に成功
「売ってなかった」【ケンタッキー】限定バーガーが過去最高のおいしさだった
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「頼む、許してくれ‼️」 という弟の声は嘘に聞こえてならない
籐子「嫌よ!許さないわ!クリスマスの夜にケンタッキーが用意できなかったですって?そんなのひどすぎる!仕事ができないにもほどがある!見損なったわ!あんたなんてもう婚約者失格よ!」
夜マックは何時から何時まで? 夜マックというサービスには、平日も土日も関係ありません。つまり土日でも「17時から閉店まで」、同じく24時間営業店では「17時から4時59分まで」 ... となっていた
対抗したモスバーガー モスバーガー「月見フォカッチャ」2023年も発売、とろっと半熟風たまご×ソーセージ、「バーベキューフォカッチャ」も/モスフードサービス
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素早くコートを羽織り祐希はマックとモスに走った 籐子の鬼の形相に「殺される!」と直感的に感じ取ったのであろう
胡散臭い店員がいた。 実は、彼らの事をSNSで誹謗中傷を書き込んでいる事が判明
言い忘れていたが、敷毒籐子は売れっ子の女優、弟の祐希は籐子のマネージャーである
ルイジアナ州で産まれケンタッキーに囲まれて育った帰国子女である籐子はカーネル・サンダースが理想の男性だった。祐希は口髭を剃る事を禁じられていた。(編集済)
確かに祐希は口髭が似合う
鬱陶しいと思いながらも毎日の髭の手入れは欠かせない。やがてマックに到着した。しかし行列で時間が掛かりそうだ。(編集済)
だが諦めるわけにはいかない 手ぶらで帰ったら藤子に殺されるぞ
ゾーッとするな 藤子の気性の荒さには ところで俺がなぜ弟殺害を知っているかというと、弟殺害を阻止するため未来からタイムスリップしてきたからだ
団子が好物で、名前は隼人。祐希とは二人兄弟で仲は良かったなぁ。
あの時はこんな事になるとは思ってもいなかった。殺害阻止だなんて、純粋な子供時代には考えられなかったものさ。
最低の人生だった、弟の人生は 我儘な女に振り回され、最後は殺されるなんて 弟の亡骸の前で俺は決意したんだ 絶対に弟の死を食い止めてみせるって(編集済)
手で触れてもいつもの温かみは感じない 冷たくなった弟を抱きしめても、普段なら抱きしめ返してくるその身体はピクリとも動かない 光を映していたその目は虚ろのまま 微笑みが綺麗だった弟はもう… 俺の元に帰って来なかった もう同じ思いは懲り懲りだ、だから俺はタイムスリップというチャンスを必ず掴む。(編集済)
無理な話だと思うだろう タイムスリップなんて架空の産物だ だが俺は弟を助けるため、何がなんでもタイムスリップする必要があった
類稀なる頭脳を持っていた俺は、何年も、何十年もタイムスリップする方法を研究し続けた。 10.20.30.40.50.60年.,, そして俺は91歳でその生涯を終える時、弟の死に顔を思い浮かべた。 次に目を開けた時、俺は1999年12月、弟が亡くなる前日を生きていた。
確かに間違いない! 街を歩いていると当時の風景だった。更に嬉しい事に年齢も当時に戻っていた。しかし当時の自分に蜂合わせると不味いので変装することに…
ニット帽は黒、黒のジャケットに黒のズボンにマスクにサングラス。 おいおい、これじゃ明らかに犯罪しますってアピールしてるようなもんだぞ。却下だ! 隼人は試着した服を全部脱ぎ捨て、なぜか手に取ってしまった安っぽいペラペラのジャージを着てみた。 どこにでもいる若者風だ、前の人生では裏の仕事でスーツばかり着ていたからな、こんな緩い格好ならバレることはないだろう。
ニット帽は黒、黒のジャケットに黒のズボン_レス34の画像_0
上手く立ち回らないとな。明日までにする事は俺が藤子と祐希の未来を変えるために介入する事だな。(編集済)
懐かしい街並みだ、なんせ91歳で死んだ俺にとっては60年前の東京だからな。 60年前、リッシカールトンの一室、623号室で弟は亡くなっていた。 死因はドアノブにロープをくくりつけ、首を吊っての窒息死。 数日前にホームセンターで自らロープを購入する弟の姿が防犯カメラに記録され、他の侵入者の痕跡がなかった事から自殺と判定された。(編集済)
田淵という刑事が担当しており、俺は何度も捜査のやり直しをするよう頼み込んだ。 祐希には前の彼女との間に娘がおり、親権をとって育てていた。 だから絶対に自殺などするはずがない。
隼人「今ホテルに忍び込んで阻止するか?いや、祐希の殺された原因を潰さなきゃ意味がない。藤子に接触しよう」
隼人「運送屋に扮して訪ねるか」
カモさんマークの宅急便🦆の制服を手に入れ籐子のマンションに向かった 俺と藤子は一度も顔を合わせたことがないから会ってもバレないぞ
ぞんざいに放置されている郵便の山を見て、藤子のガサツな性格が垣間見える。 隼人「宅急便でーす」
スナイデルのルームウェアを着た藤子が眠たそうに出てきた。 藤子「・・・・」 俺はドアが閉まらないように足をドアに引っ掛けて、驚く藤子の口を塞ぎ室内に侵入成功 うまくいったな
何とか藤子を紐で縛り付け口をテープで塞ぎ、そっと耳打ちした。 隼人「アンタはこれから婚約者を殺害しようとしてるね」 藤子「(そんな事、何故わかるの?)ううっー」 藤子は驚愕の表情で隼人を見上げた。
高飛車な女だ、藤子という女は。 祐希はよく藤子の愚痴をこぼしていた。 渡したプレゼントを返品させられた、タクシー代わりに使われている、デートのドタキャン。そんなことが日常茶飯だったようだ。 隼人「騒がないというなら口のテープを外してやる」 そういうと藤子は必死な目で2度頷いた。 藤子「落ち着いて話を聞いて」 隼人「落ち着く?それはお前だろ」 藤子「あの日、私は祐希を殺してない、自殺でもない。私も祐希の死を止めたいの」
脳天が割られるほどのショックを受けた隼人は藤子に聞いた。 隼人「アンタも未来からやってきたのか?だとしたらどうやって?」(編集済)
藤子「転生とタイムスリップの掛け合わせっていうのかしらね、私は前世の藤子の記憶を持ったまま、また藤子に生まれ変わっているの。藤子の人生はこれで3度目よ。ふふ、こんな話信じられないわよね」
隼人「根っからのミステリーマニアなので信じるよ。実際、俺はタイムスリップ出来てるし」
藤子「信じてくれてありがとう。お互いに協力しない?祐希に何が起こったのか真相を解き明かしましょう」 (編集済)
隼人「うむ、そうだな。けどお前、俺の事が怖くないのか?もしかしたら強盗や殺人鬼かもしれないのに」 そう言うと藤子はクスッと微笑みながら答えた。 藤子「祐希のお兄さんでしょ。見てすぐわかったわ、彼の瞳とそっくりだもの・・・怖くなんかないわ」
隼人「わかったのか。お前とは会った事がないからバレないだろうと思ったが、甘かったか。よし、協力しあおう。お前はなんで祐希が自殺じゃないと思うんだ?」