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食品添加物について
WHOはワクチン添加物としてのチメロサールについて以下のような発表を行った。
ワクチンに含まれるチメロサールによる副反応は、軽度の皮膚過敏症の他には確認されていない。また、チメロサールを使用しない場合の複数回接種用バイアルにおける混入感染の危険性、および、チメロサールに替わる適当な保存剤が存在しないこと、を考慮すると、今後もワクチン保存剤としてのチメロサールの使用を続けていくことは不可避だと考えられる。しかし、「水銀製剤の使用を減少させていく」という公衆衛生上の趨勢により、WHOは段階的にワクチン保存剤としてのチメロサールの使用を減少させていくことを提言し、新しいワクチン用防腐剤の研究、防腐剤を必要としないですむワクチン接種の方法の開発などを推奨している