政府がコロナの感染法上の分類を季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げる方針を打ち出した。
なんのために5類にするのか、どのような目的を達成するためなのかが分かりません。
1番危惧しているのは感染力が高いコロナで院内クラスターが起き病院の機能が麻痺することです。コロナのウイルス学的特性が変わらないのに類型変更で特別な医療体制が不要になるとは考えられません。
類型を変更する大前提は患者が、どの病院にかかっても医師がきちんと判断してコロナをきちんと治療してくれることです。
しかしその準備はできていません。
コロナ診療の仕方や感染症対策が分からないためコロナに対応しない病院も沢山あります。
各病院のコロナ対応の現状が変わらないまま類型だけが変われば「うちでは診られません」と受信を断られる事態が各地で起きるでしょう。
医療費の一部負担も検討されています。
例えば抗ウイルス薬の投与は1回で3万円(医療費3割負担の場合)と大変高価です。
どこがインフルエンザと同じだ!