こんな記事を見つけました
私はスーパーの見切り品をチェックするのが日課の主婦です。
ある日、いつもの見切り品コーナーで、子供の好きなキャラクターの菓子パンを半額で見つけました。
「このパンは子供の大好物! キャラクターシールもついてるから、きっと喜ぶだろうな」
私は子供の喜ぶ顔を思い浮かべながら、その菓子パンを買い物かごの中に入れました。
背後に忍び寄る影
戦利品をゲットしてホクホクの私。
しかし、何やら背後から物凄い気配が……。
恐る恐る振り向くと、私の後ろにいた見知らぬ女性が、
ジーっと私の買い物かごの中を眺めているではありませんか!
ただならぬオーラに恐怖を感じた私は、その場からすぐに離れようとしました。
その瞬間、女性はこう声を荒げたのです。
「この菓子パン、私が先に買おうとしたんですけど! 子供のおやつ取らないでよ!」
私は「はぁ?」と思いましたが、 その女性の目は真剣そのもの。
「何が何でも菓子パンを取ってやる」という気迫はすさまじいものでした。
強引に奪おうとする女性に喝!
「いいから譲りなさい!」
女性は強引に私の買い物かごから、菓子パンを奪おうとしてきました。
もちろん私は「やめてください!」と女性に抵抗したのですが、女性はあきらめてくれません。
その時です。
「ちょっと、みっともないですよ。人から奪ったパンで、お子さんは喜びますか?」
私たちのことを見ていた男性客が、女性にこう叱ってくれたのです。
徐々に周囲の視線が女性に集まり恥ずかしくなったのか、
女性は「もういいわよ! 泥棒!」と言い残し、走ってその場から去っていきました。
スーパーで商品の取り合いになるなんて思ってもみませんでした。
取り合いといっても、私が奪われそうになっただけですが……。
現代でもこんなことってあるんですね。
キャラクターの菓子パンに罪はありませんが、今でもそのパンを見るたびに、
女性の殺気みなぎる顔が頭に浮かんでしまうのでした。
デフレ経済が崩壊した今でこそ有り得る話だと思いました