「フロイトに毒されてる」と笑われたくらいには、フロイト派です
日本では フロイト派は加藤諦三先生
ユング派は河合隼雄先生が有名ですが
私は 前者の加藤諦三先生を崇拝しています
フロイトやユングなど、さまざまな心理学者の本を基に、日本人心理を分析し、どう生きるべきか?を説いていらっしゃいます
また 精神分析医が書いた心理学本なら
デイビッド・シーベリー博士の本が好きです
ユングいいですね
「ユングは難しいよ、よくわからなくて。そこがミステリアスで魅力的でもあり」と
心理学の講義をしてくれた方が、おっしゃっていました
本の感想ですが、これは素晴らしい質問なので、ゆっくり書いていきたいですね
あとでまた追記します(編集済)
精神分析入門ですね
これは「精神分析って何やねん!?」という1から学ぶ人相手に対しての、講義となっているので
初心者の人にもオススメですが、やはり内容は難しいです笑
しかし この本を読めば、精神分析が身近な学問であることがわかります
たとえば 我々が日常でよくする「言い間違い」の中にも、その人の深層心理が隠れているし
夢の中にも、それは隠れている
フロイトは 無意識を知ることが大切だと、説いています
私たちの意識は 偽装するのが得意です
そこで「抑圧」や「投影」などいう、心を守る防衛本能が動きます
これによって、無意識の中に、本当の欲求を隠してしまいます
その意識と無意識のギャップが大きくなればなるほど、人は精神を病んでしまいます
例えば 意識の上では、「自分は愛に溢れた素晴らしい大人」ですが
無意識には「本当は幼児のように甘えたい」という甘えがあるかもしれません
そのギャップを抱えながら、生きていくのには大変なエネルギーを必要とします
自我の基盤がもろくなっていき、やがて自分で自分の心を支えることができなくなります
それほど無意識を知る事はとても重要であり、そしてだからこそ難しい
フロイトは、人の無意識を知るために、夢もその研究対象にします
これについて、たくさん批判をいただいたのでしょう、このことが本書を読むと、すごく伝わってきます
それでも 勇気を持って研究する姿勢には、感銘を受けますね
この本は 精神医学というものに対して、世間のギャップを埋めるために書かれたような感じがしました
とても身近であり、そして必要なものだと、改めて思い知らされますフロイトの精神分析と、夏目漱石のこころ
一緒に読んでみると面白い笑
フロイトの精神分析入門より↓
ここにおられる方々のうち、若い男性諸君におききしたい。
みなさんは自分が女性から好意をもたれていることをほんの小さな徴候から読みとっておられるではありませんか。
まさか赤裸々な恋の告白をされたり、情熱的な抱擁を受けてはじめてそうかと合点なさりはしますまい。
人には気づかれないくらいの眼差しや、ちょっとした身のこなし、ほんの一秒くらいながく握手をするだけで、証拠はもう充分ではないでしょうか。これは こころの中にも、まさにこのような心理描写がありますね あれってほんとに無意識をありありと、丁寧に描写してる
深層心理にとても興味があります
自分自身についてもですが、他人にも同じように興味がありますね。
無意識に支配されているだろう自分の深層心理はどんなものなのか、かなり前から気になっていました。
夢についても、こういう事を考えたり知らないうちに何か頭に残ったものが夢として出たんだなと思う事もありますが、全く意識していない意味の分からない夢はなんの為に見ているのかなと、それは絶対に自分でも知り得る事が出来ないくらい深い深い部分に閉ざされている私の無意識と言う意識なのかな?と考えたりしています。
夢は何故見るのかは未だにきちんと解明されていないそうですね。
巷に溢れている夢判断のようなものは興味がないです。占いとして遊びで楽しむにはいいとは思いますが。
集合的無意識、シンクロニシティ、面白いですね。
人はなぜ○○みたいなのを知りたい。
自分の深層心理、無意識は何なのかを追求してみたいなとずっと思っています。
ユングとフロイト、最終的には理論上の相違があって疎遠になったらしいですが、その辺も興味深いです。
どの本が自分を納得させてくれるのか悩みます。
私を動かしている本当の自分が何処にあるのか、このモヤモヤしたものが何処から来ているのか解決の糸口を知りたくて質問しました。
難しいでしょうが、頑張って読んでみようと思います。
自分の伝えたい事も上手く書けずダラダラとすみません。
とても丁寧な返信、嬉しいです。
ありがとうございました。
また何か疑問に思った事があったら質問させていただきます。
こちらこそ ご丁寧にありがとうございます
私を動かしている本当の自分が何処にあるのか、このモヤモヤしたものが何処から来ているのか解決の糸口を知りたくて質問しました。なるほど、純粋に心理学を趣味として楽しみたいのか 心理学をヒントに、自分の悩みを解消したいのか そのどちらかかな?と、思ったのですが 今回の質問は、特に後者の方に当てはまる感じですかね 私を動かしている本当の自分が何処にあるのか、このモヤモヤしたものが何処から来ている? →無意識、自分が意識できない心の奥底ですね 夢に出てくる意味のわからないものも、案外自分の中にある、何らかの兆候が出てきているのかもしれませんね これは私たちが忘れているような、幼少期にヒントが隠されていることがあります 本当に小さい頃なので、思い出すのは難しいと思いますが 「私は過去に、どういった感じ方をしてきたんだろう?」と 自分自身に繰り返し、何度も問いかけることで、見えてくるかもしれません モヤモヤを解決したいなら、簡単です その無意識にあるもの、幼い頃の自分が忘れていたような感情を 意識の上に のせる努力をしてみてください その時の感情を、否定せずに、ちゃんと受け止めてあげて下さい これで抑圧が解消し、モヤモヤがなくなります ここに書ける範囲で、そのモヤモヤがどんなものなのか、具体的に書いていただければ、分析のお手伝いしますよ 因みに このようにして、自分自身を理解していけば、他人を理解することもできるようになります(編集済)
です
幼少期の記憶の影響は何かで見た気がします。
できるだけ思い出してみた事はありますが、例えば親に対しての辛い体験はないです。
友達との記憶も同じで例えば虐めにあった等もないです。
どちらかと言うと大人になってから虐め等では無く、理不尽な悔しい思いをした事はたくさんあるような気はしていますね。
社会に出てから正義は通用しないと言うか、自分の気持ちを殺さないといけない場面に多々遭遇しました。
世の中はこんなに汚いんだと知ってしまったような。
あまり詳しくは書けませんが、そっちの方が強く作用しているのかなと自分では思います。
でも、もしかするとやはり思い出せない何かがあるのでしょうか?
前にも頑張って思い出そうと記憶を辿った事はありますが難しいですね。
今以上には思い出せそうにないのです。
あぁー、もしかしてそれかなぁ?
自分自身をどれだけ許せる(受け入れ)られるかで、他人に対してどこまで許せる(受け入れ)られるかが決まるんですね
だから もしかしたらですが
「人間とはこうあるべきだ」というご自分の中の理想があって、その通りにできなかったら、現実の自分に落胆する人は
他人にも同じことをしてしまうんですね
つまり 自分の考える理想の通りに動かない人間に対して、苛立ちを覚えることがあるんです
例えば自分は、ちゃんと自分の言ったことを全うしている
ちょっと体調が悪くても、休まずに約束を守って働いてるけど
他の人はそれをしない、約束を破ることもある
ましてや そのせいで自分にしわ寄せがあるなら、自分が我慢してそれを引き受けなくてはいけない
そういう時に人間は当然ですが、怒りを覚えます
反対に 自分自身に対して、そこまで理想を持っていない人は
現実の自分も、相手も受け入れるので、そんなに腹が立ちません(編集済)
無意識では分かりませんが普段忘れている、そんな事考えなきようにしようと思ってるけど怒りを感じている人はいます。なるほど 「こんな小さなことで怒るのは、器が小さいから気にしないようにしなきゃ」とか もしそういう風に思うことがあるのでしたら、それは立派な抑圧ですね 人間は、毎日の生活の中で そういった小さな怒りを我慢し、抑圧することで、積もり積もって 自分に落胆したり、モヤモヤしたり、苛立ったり、悩んだりしてきます それを全部 意識化して吐き出したら、もやもやも悩みも出て行きますよ 幼い頃から もしかしたらそんな感じなのかな? 親から虐待されているわけでもないし、学校でいじめられているわけでもないけど 空気を読んだり、こうしなきゃって言う規範意識があったり… それを何十年も続けると、モヤモヤ取れなくなったりしますねー(編集済)
ありがとうございます
良かった、見当はずれじゃなくて笑
ちょうどわかりやすいやり方があるので、引用をさせていただきますね
これがヒントになるかもしれません
日本のフロイトと呼ばれる加藤諦三先生のお言葉です↓↓
「小さな悔しい」を紙に書く
人とかかわると、面白くないことがある。
自分の茶碗を使われれば腹が立つ。先生が、あなたの気に入らないクラスメイトを誉めた。
地下鉄であなたが座ろうとしたら、後から来た人が座ってしまった。
部屋を片づけようとしていたら、「早く部屋を片づけなさい」とお母さんから言われた。
頑張ってダイエットをしていた。気にしながら食事をしていた。そうしたら「そんなに食べて太らない? だいじょうぶ?」とお母さんから言われた。
頑張った努力を認めてくれない。
そうした小さいことを書いてみる。
人生は毎日がそうした小さなことの積み重ねなのである。
一つひとつをとればたいしたことはない。
しかしその小さなことが重なると、その相乗効果でもの凄く不愉快になる。憂うつになる。落ちこむ。
血圧が上がるような事柄ではなくても、小さな問題の積み重ねで血圧が上がる。
頭にきた。でも忘れている。
その程度のことが重なって、大きなストレスになる。
敢えて人に話すことでもない。
この小さなことの積み重ねが大きい。
ある高校生は、「頭が痛い」と言って、塾で勉強できない。
そこで先生が「どんな小さなことでもいいから、紙に書いてごらん」と言った。
そして「全部書いたら帰りなさい」と言った。
ベッドに寝ているときに、お母さんが「起きなさい」と言った。
お兄ちゃんには、お母さんは卵を二個与えたが、ぼくには一個だけ。
そんないろいろな小さなことを書いた。
その高校生は、こうした小さいことを書いたら頭が痛くなくなって、遅くまで勉強できるようになっていた。
小さな悔しいことがいっぱいある。
そこで、イヤなことの塊を紙に書いてみる。そして、それを流す。
イヤなことを吐き出す。それが大切。
昔は怒りがあってもすぐに忘れられた気はするんですけど、気がしてただけなのでしょうか。
忘れたわけではなく、眠らせていただけなのかなと、今ふと思いました。
これを投稿した後に587を読みました、なんだか偶然のようなそうじゃないような。
小さな小さな怒り、不満を紙に書く、書いて捨てるといい、みたいな事を聞いた気がします。
やった事はありませんでした。
捨てなくてもいいのかな?
捨てなくてもいいなら専用ノートを明日買います。
今は打ち込んでばかりでなかなか紙に書く行為をしなくなりました。
なぜ書かなかったのかと言うと、書くと余計に愚痴愚痴としてしまうのではないかと考えてしまったからです。
負のノートを眺めるのも家にずっとあるのもダメなんじゃないかと思って。
捨てた方がいいでしょうか?
関係ないですか?
それから加藤諦三先生の著書でこれがいいよ、と言うのがあれば是非教えて下さいませんか?
読んでみたいなと思いました。(編集済)
そうそう、それを思い出して、紙に書いてみてください
私もたまに夢に、昔の小学校の時の友達が出てくるんです
その友達は今から思うと、そんなに好きじゃなかったんですw
同じクラスで、なんとなく一緒にいたみたいな
その子と遊ぶのも、正直だるいなと思ってたけど、無理をして遊んでいたこともありました
それがもう20年近くなるのに、夢に出てきて、ああ〜いやだったわーwと
思ったら、すっきりしましたw
しかも、夢の中の私も嫌そうに付き合ってたんです笑
いじめとか、そういう大きなことでなくても
本当は気が進まないけど、興味のあるふりをして話を聞いてあげたとか
今思うと、本当に好きじゃなくて、同じクラスだからとか、そういう理由で付き合ってたなぁとか
そういうこと、意識の上に乗せていくと、抑圧がどんどん取れて、楽になりますね
ほんとにどんなに小さな事でもいいので(編集済)
おー、まさに私みたいな笑、多数派に馴染めない人にとっては、救世主みたいな人ですね!
なるほどなぁ、見捨てたような気持ちになる…優しいんですね
そういうところも、掘り下げていけば
確かにどんどん出てきそうですね
自分1人の荷物を持つだけでも立派なのに、他人のことも世話をしてあげないと、見捨てたような罪悪感を覚えたりとか
こうしなければいけないという規範意識とか
まさに 加藤諦三先生の得意分野ですね
この先生は フロイトやユング、アドラーなど、ありとあらゆる心理学者の本を研究して
実際に悩んでいる人が、どうやったら幸せになれるのかを、わかりやすく、解説してくださっています
フロイトやユングの入門書は、ぶっちゃけ、実践的ではないので笑
加藤諦三先生の方が、入門としては良いかもしれません
ただ 結構厳しいことも書かれているので笑
びっくりするところもあるかもしれません
そうですね(*•̀ㅂ•́)و✧
素晴らしいですね、
なかなか認められない人が多いですから笑
(気づいてない人の方が大半ですw)
偽善者かどうかで悩むってことは、やっぱり根が善人なのですね
そういう人は、自分に怒りを向けるので、モヤモヤになるんですよね
めっちゃ細く思い出していくと、ほんとにどんどん出てきますから笑
毎日ちょっとちょっと整理していくのが、良いかもしれないですね
私もそういう時間をとってます
加藤諦三先生の本、ここから興味があるものを探してみてくださいね
https://www.katotaizo.com/bookcategory
このホームページには、著作からの抜粋や、コラムも掲載されているし
加藤諦三先生で調べたら、無料で読める記事もたくさん出てくるので
自分の悩みと照らし合わせながら、検索してみてくださいね〜!(編集済)