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今更ながら進撃の巨人にハマりまして。
Season1を見終えて、浮かんだアイディアが暖かい内に。
アニメ22話(第57回壁外調査)から妄想してみました。
捏造多めです。
「リヴァイ兵長ーーー!!」
そうリヴァイに声を掛けてきた兵士の名はイヴァンと言った。
何年か前までリヴァイの部下をやっていたがメキメキと成果を挙げ、小隊の班長を任されるまでに成長した。
「偉くなったモノだな」
「へへっ。あ、そうだ。コレを!」
「ん?」
イヴァンが差し出したのは、調査兵団のシンボルである『自由の翼』のワッペンだった。
ただし、だいぶ使い込まれているようだ。
このイヴァンは不思議な習性を持っていた。
ずっと身に着けていた物は自分の分身で、その分身をあえて信頼の置ける相手に預けたりして、無事帰ってきた時にちゃんと分身と本体が再会出来るように……と一種のおまじないのような物だ。
そして新しいワッペンを身に着けて、どこをどう飛んで行って帰ってくるというのを叩き込むのだという。
「あ、何時ものようにディター達には内緒ですよ。あいつら『おとぎ話』だのってからかうんで」
「ああ、分かってる」
「おーーーい、イヴァン。班長が列から外れるなよぉ!」
「あぁ、分かった。では兵長、ご武運を!」
身を翻したイヴァンの姿を見て、まるで雛が巣立ったようだとリヴァイは感じた。
※※※
後書き
兵長がディターに渡したあのワッペンはペトラのを代わりにしたっていうのがどうも定説みたいですが、こういう可能性もあるんじゃないかと思って付け焼き刃ではありますが書いてみました。
そして兵長は部下4人のワッペンはちゃんと家族に届けたんだと思います。
読んでいただき有難う御座います。